創業の精神
昭和32年、高度成長時代を迎えた日本において、広島県では軍需産業から鉄鋼や自動車等の重工業が、創業の地“呉市”においても造船業を中心に発展していました。
創業者の深川優(改名:勝)は妻と二人で昭和32年5月に呉市海岸1丁目に当社の前身である「深川器械店」を開業します。
呉市内の医療機関へ医療機器、理化学機器の販売に携わる中、取引先の中国労災病院で体の一部を失ったり、障がいが残ったりした方々と関わることになります。
それが我が社の原点、労災法による補装具事業です。創業者は医療機器を販売する傍ら職人と一緒に車いすを作り続けます。
多くの患者と接し、彼らの身体の一部となる車いすを作ることで感謝されることや、自分が必要とされていることへの喜び。また自分の仕事で患者が喜んでくれることへの感謝の気持ち。創業者は決意します「患者が喜んでくれる車いすを作り続けよう」と。
経営理念
「社業を通じて社員の安寧を図り、社会に貢献する」
私たちの使命は日常生活に支援が必要な方、支援をする方へ、
あらゆる商品・サービスを通して、『あんしん』をお届けすることです。
お客様の安全、快適で自立した日常生活を支援すると同時に
全従業員の物心両面の豊かさを追求し社会に貢献します。
社是
「和を以って徳を成す」
社是は会社が正しいと考える価値観です。
事業活動において深川医療器が関わる全ての方との信頼が原点です。
お客様、地域の人々など創業者“優”は「人の和」を大切にしました。
そしてその「和」の一つ一つが信頼を作ると考えています。
人事理念
「価値観を共有し、前向きで自立した人を支援する。
また、機会は平等に、評価は公正に行う。」
目指す人財像
- <協調性>
「周囲と協働でき、信頼関係を築ける人」
協働してくれた相手への感謝や相手のアドバイスに対する素直さ、報連相を確実に行なう - <考動力>
「自らが貢献できることを考え、行動できる人」
会社理念に共感し、経験年数や役職は違っても、それぞれの立場で職場の仲間、お客様に対して喜んでもらえることは何かを考え、主体的に行動することができる - <向上心>
「自分自身を高めることができる人」
自分に足りないところや必要だと思う部分を考え、失敗を糧にしながら前に進み、常に自己成長を行なう
深川医療器(株)基本十則
- 一、行動は迅速かつ的確に
- 一、時間厳守(始業・約束時間)
- 一、規律正しい態度(挨拶・身だしなみ・言葉遣い)
- 一、報告・連絡・相談(重要指示は書面にて)
- 一、整理整頓の徹底(車両・在庫・机の上)
- 一、会社の財は各自のものであることの認識
- 一、言動に責任を持つ
- 一、チームワークで相互に対応する
- 一、常に自己啓発せよ
- 一、クレームはユーザーからの励ましである